原付市場「電動化加速」:排出ガス新規施行で燃油車供給空白、電動モデルが需要を承接

Release Time:1月 30th 2026

2025 年 11 月から日本で EU 同等の厳しい二輪車排出ガス新規が施行され、多くの日系メーカーが既存燃油原動機車の生産を 10 月末に停止。新しい合規燃油車の上市が半年ほど遅れる中、電動原付モデルが「市場空白を埋める」役割を担い始めている。

今回の新規は、原付 1 類(排気量 50cc 以下)を含む二輪車の排出基準を大幅強化し、多くの日系メーカーは合規車開発に時間を要している。例えば、一部メーカーは 2026 年上半期まで新車を発売できない計画で、この期間に「旧車廃棄後の代替手段」を求める需要が高まっている。

電動原付モデルはこの需要に応える形で人気を得ている。特に「原付 1 類」に適合する電動車は、定格出力 0.6kW 以下で普通自動車免許で運転可能で、満充電 60km の航続力が東京・大阪など都市部の平均通勤距離(20km 以内)を十分にカバー。価格も税込 20 万~22 万円台で、日系燃油車と同水準の「電動・燃油同価」が魅力となり、上市首月で予約が千台を突破するモデルも出現している。